病院通い

2024年今年ほど何度も病院通いをしている年は生まれて初めてでしょう。

去年11月に健康診断の受診ををきっかけに

内科、内視鏡科、腎臓内科、外科ともうすでに10回以上通院している。

40代のころはほとんど無縁だった病院、

50歳前後あたりから身体の衰えを少しつづ実感させられ、MRI検査やCT検査を初めて受診したのも50代になってからだった。

 

去年の健診でピロリ菌検査が陽性だったのをきっかけに、胃カメラ検査で有無を確認し、除菌薬を一週間服用し、その流れで大腸検査も受け、クレアチニンの数値も高く再検査を受診し、前々から気になっていた下腹部の膨らみも思い切って受診しと、溜まっていたつけを一気に払うかのごとく今年は休日の半分近くは病院通いなのである。

 

若かった時は少々の無理をしても安静にし、ぐっすり寝ればたいがいは元気になっていた身体。

もうあの頃がなつかしく遠い昔に思え、ほんの少し生活リズムが狂うと身体に不調をきたし、食事に注意し適度な運動、ストレスのない生活をしていかなければ健康が保てない年代になってきたことを身につまされている。

 

それにしても感心させられるのはお医者さん達の仕事ぶりである。

毎日多くの患者さん達を分刻みで診察し病名を割り出し的確に治療方針を決定していく。

並々ならぬ努力の賜物でありその能力の高さには驚かされ、

社会になくてはならない存在であることを感じさせられる。

 

これまで病気は自然治癒力にまかせてきたところがあり症状が深刻にならなければ病院には足を向けなかったのが、その治癒力の弱まりを年々実感させられている以上これからは小さな異変があれば早めに病院へ行かなければと改心させられている。

 

そして来月は人生初の手術、

どうか無事滞りなく退院できますように!

 

 

 

 

 

大腸検査

先日約10年ぶりに大腸検査を受けてきました。

前回受けた時に「5年間は検査不要です。」と言われていたにもかかわらず5年、6年経っても、前日に下剤を飲みお腹を空っぽにするあの大変さや肛門からカメラを差し込まれる忘れもしない苦痛を考えるとズルズルと先延ばしになっていたのです。

たまたま健康診断でピロリ菌の陽性反応が見つかり胃カメラを飲む状況になりその時に先生から

「大腸検査がしばらく空いていますのでこの機会に受けませんか?」と言われ、初期は無症状といわれる大腸ガンなど多少の不安もあって決断をしたのです。

 

2日前から野菜や油ものなどの消化しにくい料理は控え12時間前には18リットルの下剤を約10分おきに飲み1時間半かけて飲み干し、5〜6時間ほどで下剤が出つくしました。

十年前に薬のような味だった下剤とは打って変わって今回はポカリスエットに似た味でとても飲みやすかったです。

当日はお腹がすいてフラフラ状態かと思いきや、目覚めはいつもよりよく、体調も普段より快適だったのが以外でした。

 

予約時間に来院すると待ち時間もなく診察服に着替え鎮痛剤用の針を腕に入れられいざ診察室へ。

ソフトな対応の女医さんに緊張もほぐれ、診察台に横になり鎮痛剤を挿入されるとあっという間に意識がなくなり、夢をも見ない眠りの世界へ。

そしてさわやかに目覚めると検査はもう終盤あたりでした、モニターから自分の大腸が映し出されている映像が目の前に飛び込んできて、汚れを除去しながら検査されている手慣れた手付きに関心している矢先「はいもうすぐ終わりますよ」と先生の声、なんの違和感や苦痛もなく検査を終えることができました。

 

しかし十年前に受けた時には肛門から太いチューブがくねくねと大腸を通っていく気持ち悪さ、たまにエアーが入りお腹が膨らむ違和感で苦しかった想い出しかなかったのですが、技術の進歩や鎮痛剤の効果でしょうか、これほど楽に検査を終えるとは思いもしませんでした。

 

それから二週間後切り取った0.4〜0.5ミリほどのポリープの検査結果も良性で「比較的健康な大腸をされてますね」と言われた先生の言葉に安堵し清々しく検査を終える事が出来たのです。

犬鳴山温泉日帰りプランに行ってきました。

先日犬鳴山温泉郷のホテルへ懐石料理と温泉のドライブに妻と出掛けました。

高層ビルや住宅街を脇目に高速を南へ南へ走らせると貝塚市泉佐野市の山々が車窓一杯に飛びこみ始め、一般道からさらに山深く入っていくと犬鳴山の山中に秘境ムードたっぷりの温泉宿が佇んでいました。

駐車場への看板もすぐに目に入りスムーズに車を停めることができます。

ホテルに到着しまずは楽しみな温泉へ、単純硫黄冷鉱泉という成分で黄褐色の優しい湯につかっていると時間とともにアルカリ性特有のヌルヌル感が身体に増してきて、カルキ漂うスーパー銭湯では絶対に味わえない大自然の恩恵が感じられ、なんともいえない気持ちよさに浸り「来て良かったぁ、最高」という想いがふつふつと沸き起こってくるのです。

 

温泉で身も心も温まったあとは本日のメインイベント海の幸が詰まった懐石料理を味わいます。

一品一品新鮮でとても美味しくどれも板前さんの丹精込めて造られた想いが伝わってきそうなお料理ばかり。

かに、ふぐ、うに等々普段は味わえない海の幸がほどよい大きさに切り分けられて素敵な器に盛り付けられ見事なまでに座卓に配膳されている様子は思わず手を合わせたくなります。🙏

もし、自宅でこれだけの料理を造るとなると一体どれだけの時間と労力がかかることか?

いやいや具材がそろったとて、この包丁さばき、味付けは不可能!

それにもまして食材が盛られたいろとりどりの食器で味わえる贅沢。

ネット検索してる時には正直「お高いな」という印象だったのが、料理を堪能してるうちに「この値段でこれだけの贅沢が味わえるなんて」と気持ちにも変化が。

 

料理を堪能し、窓際に腰掛けるとしとしとと雨が降りそそぎ遠くの山には霧雲がかかり山肌の天然林が雨に濡れ生き生きとした光景が飛びこみ、風情をさらに醸し出してくれています。

水墨画にでも出てきそうな神秘的な景色を時の経つのも忘れるほどしばし眺めて心和まされるひとときでした。

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満足感に浸りながら犬鳴山を後にし、途中道の駅で地元の新鮮な具材をあれもこれもとたっぷり買い込み家路へとつきました。